第28回|1955 Chevrolet 3200 Long Pickup
3204、長くなった1/2-ton Task Forceを徹底研究
1955 Chevrolet 3200 Long Pickup|3204、123¼インチの1/2-tonをBODYから徹底研究
1955 Chevrolet Task Forceの基本Pickupとして、前回はModel 3104を調べました。
1/2-ton。
114-inch Wheelbase。
しかし1955 Chevroletには、もう一台の1/2-ton Pickupがあります。
3200 Series / Model 3204
です。
こちらも1/2-ton。
こちらもPickup。
しかしWheelbaseは、
123¼ inches
3104より約9¼ inches長い。
つまり1955 Chevroletでは、
「1/2-ton Pickup」を一種類だけ作っていたわけではない。
今回は、この長い3204をBODYから見ていきます。
3200 ≠ 3204|SeriesとModelを分ける
まずNo.27と同じルールです。
3200
はSeries。
Pickupとして追うModel Numberは、
3204
です。
したがってMUDIMUでは、
1955 Chevrolet 3200 Long Pickup
という一般的な名称を入口にしつつ、資料台帳では、
1955 / 2nd Series / 3200 / Model 3204 / Pickup
まで記録します。
TruckはSeries名だけではBODYを特定しません。
BASIC DATA|3204とは何か
現在MUDIMUで整理している基本情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Year | 1955 |
| Generation | 2nd Series / Task Force |
| Series | 3200 |
| Model | 3204 |
| BODY | Pickup |
| Class | 1/2-ton |
| Wheelbase | 123¼ in |
| Position | Long-wheelbase 1/2-ton Pickup |
ここで一番重要なのは、
1/2-tonなのに123¼-inch Wheelbase
という点です。
3104 vs 3204|何が違う?
まず基本比較です。
| 3104 | 3204 | |
|---|---|---|
| Series | 3100 | 3200 |
| Model | 3104 | 3204 |
| Class | 1/2-ton | 1/2-ton |
| BODY | Pickup | Pickup |
| Wheelbase | 114 in | 123¼ in |
| Character | 基本Pickup | Long Pickup |
Wheelbase差は、
9¼ inches
です。
約23.5cm。
数字だけなら、それほど大きく感じないかもしれません。
しかしPickupでは、この差がBODYの見え方を変えます。
PROPORTION|長さはStylingでもある
MUDIMUがWheelbaseを重視する理由は、積載能力だけではありません。
Proportionが変わるからです。
3104では、
CabとBedが比較的コンパクトにまとまる。
3204では、
Cabの後ろに続くPickup Bodyが長く見える。
同じTask ForceのFront Styling。
同じ時代のCab。
しかしSide Viewでは別の性格になります。
WheelbaseはSpecificationであると同時に、BODY Designの数字でもある。
これがMUDIMUの見方です。
LONG PICKUP|「大きいTruck」ではない
3204を単純に、
「3104より大きいTruck」
と説明すると少し雑です。
なぜなら、
3104も3204も、
1/2-ton
だからです。
さらに上には、
3600系。
3800系。
があります。
つまり3204は、
Truck Classを3/4-tonへ上げるのではなく、1/2-tonのまま長いPickupを選ぶ
という位置です。
ここが面白い。
1/2-TONに2種類|Chevroletの商品設計
1955 Chevroletは1/2-ton Pickupの購入者に、
短い基本Pickup。
長いPickup。
という選択肢を用意しました。
これは単なる数字違いではありません。
荷物。
仕事。
取り回し。
荷台。
そして車全体の長さ。
用途によってBODYを選べる。
Passenger Chevroletで、
Sedan。
Wagon。
Utility Sedan。
を作り分けたのと同じように、
Truckでも、
用途をBODY Variationとして細かく分けていた。
CAB|前だけ見れば似ている
3104と3204は同じ1955 2nd Series / Task Forceの世界にいます。
そのためFrontから見ると、非常によく似ています。
新しいTask Force Cab。
Wraparound Windshield。
新世代のHood。
Fender。
Grille。
だからFront Photoだけでは、
3104なのか3204なのか
判定しにくい場合があります。
ここでSide Viewが重要になります。
SIDE VIEW|3204は横から見る
3204研究では、
横からの写真が重要
です。
見るのは、
Cab。
Running Board。
Bed。
Rear Fender。
Axle Position。
全体のWheelbase。
特にPickupは、Bed LengthとWheelbaseがSide Proportionへ直接現れます。
「1955 Chevy Pickupだから同じ」
ではありません。
横から見ると違いが分かります。
WHEELBASE|現車判定にも使える
現車が本当に3204なのか確認するとき、
Wheelbaseは強い手掛かりになります。
3104
114 in
3204
123¼ in
ただし現在のClassic Truckには、
Chassis Swap。
Shortening。
Custom Bed。
Suspension Modification。
などが行われている場合があります。
したがって、
現在の外観だけでFactory Modelを断定しない。
Identification情報とFactory Specificationを合わせて確認します。
3204 vs 3604|ここからがTruckの難しさ
さらに面白い比較があります。
3204のWheelbaseは、
123¼ in
そして3/4-tonの、
3604
も、
123¼ in
として整理されています。
つまり、
Wheelbaseが同じでもModelは違う。
3204は1/2-ton。
3604は3/4-ton。
ここでTruck研究の難しさが出ます。
SAME LENGTH ≠ SAME TRUCK|長さだけでも判定できない
3104と3204ならWheelbase差が大きな識別材料になります。
しかし、
3204と3604ではWheelbaseだけでは足りない。
Series。
Capacity Class。
Chassis Specification。
Axle。
Spring。
Wheel / Tire specification。
その他のTruck equipment。
まで確認する必要があります。
つまり1955 Chevrolet Truckでは、
見た目 → Wheelbase → Series → Model → Chassis
と段階的に絞る必要があります。
BODY AND CHASSIS|乗用車とは違う難しさ
Passenger Chevroletでは、MUDIMUはFisher Style Numberを非常に重視してきました。
Truckでは、それだけではありません。
BODYとChassisの関係がさらに重要になります。
同じようなPickup BODYでも、
1/2-ton。
3/4-ton。
1-ton。
Wheelbase。
Chassis。
によって別Modelになる。
だからTruck編では、
BODY × CHASSIS
という視点も追加します。
3204の魅力|長いからこその姿
Classic Pickupでは短いPickupが人気を集めることがあります。
確かに短い3104は、まとまりのいいProportionを持っています。
しかしMUDIMUは人気順でBODYを評価しません。
3204には3204の姿があります。
長いBed。
伸びたSide View。
仕事道具らしいProportion。
Task Forceの新しいCabと、より長いCargo Bodyの組み合わせ。
Short Pickupだけが格好いいわけではない。
長いChevy Pickupもきちんと残します。
COMMERCIAL DESIGN|長さも用途から生まれる
3204のBODYをStylingだけで見るのも違います。
PickupはCommercial Vehicleです。
長いBODYには、
荷物を積む
という理由があります。
つまり3204のProportionは、
Stylistが格好だけで伸ばしたものではありません。
用途から生まれた長さです。
しかし結果として、その機能的な長さが独特のStylingを作っている。
ここがCommercial BODYの面白さです。
FUNCTION CREATES STYLE|実用が形を作る
MUDIMUがStation WagonやSedan Delivery、Panel、Pickupを面白いと思う理由はここです。
荷物を積む。
人を運ぶ。
仕事に使う。
その要求がBODYを変える。
そして、
機能から生まれた形が格好よくなる。
3204もまさにそれです。
Long Pickupという形は、単なるDesign Variationではなく、
仕事の要求が作ったBODY Variation
です。
3104 / 3204 / 3604 / 3804|もう一度整理する
Pickup Familyを並べます。
| Model | Class | Wheelbase | MUDIMUでの位置 |
|---|---|---|---|
| 3104 | 1/2-ton | 114 in | Standard Pickup |
| 3204 | 1/2-ton | 123¼ in | Long Pickup |
| 3604 | 3/4-ton | 123¼ in | Heavy-duty側 |
| 3804 | 1-ton | 135 in | さらに大型 |
この表だけでも1955 Chevrolet Pickupの世界が見えてきます。
特に、
3104 → 3204
ではWheelbaseが変わる。
3204 → 3604
ではWheelbaseは同じでもClassが変わる。
つまり、
Model NumberにはBODYと用途の情報が詰まっている。
NOT JUST 3100|3100だけ有名になる問題
Classic Chevrolet Truckでは「3100」という名前が非常に有名です。
そのため検索していると、
1955 Chevy Truck ≒ 3100
のように見えることがあります。
しかし実際には、
3200。
3600。
3800。
Panel。
Suburban。
Cameo。
などが存在します。
MUDIMUでは、
有名な3100だけをChevy Truckの代表として残さない。
3204のようなBODYも独立記事にします。
これが図鑑です。
ORIGINALITY|長い車を短くしていないか
Classic Pickupでは、Short Bed的なProportionが好まれる市場もあります。
そのため長いTruckがCustomされることもあります。
だから現車を見る場合、
現在Short Pickupに見えるからといって、
Factoryから3104だったとは限りません。
逆も同じです。
VIN / Serial。
Chassis。
Wheelbase。
Factory Model。
Bed。
を確認する。
現在の姿とFactory BODYを分ける。
MUDIMUではここを徹底します。
3204 vs CAMEO|長さだけでなく目的が違う
Cameo Carrier 3124は114-inch Wheelbase側です。
3204は123¼-inch。
つまりCameoは、
「一番大きく、一番たくさん積めるPickupを豪華にした」
という発想ではありません。
むしろ基本的な1/2-tonサイズの中で、
Stylingへ大きく振った特殊Pickupです。
対して3204は、
より長い実用BODY
という方向。
同じ1955 Chevroletでも、Pickupの価値の作り方が違います。
MUDIMU BODY MAP|長さを図にしたい
後の画像整備では、3104と3204を同じ縮尺のSide Silhouetteで並べたいところです。
3104 — 114 in
3204 — 123¼ in
Wheelbaseを線で表示。
Cab位置を揃える。
Rear Axle。
Bed End。
を比較する。
これだけで、
9¼インチがBODY全体をどう変えるのか
が視覚的に分かります。
AI生成写真ではなく、MUDIMUオリジナル比較図に向いている題材です。
【画像予定:3104 / 3204 Side Profile比較図】
1955 CHEVROLET 3200 LONG PICKUP
1/2-ton Pickupは一種類ではなかった。
1955。
2nd Series。
Task Force。
3200 Series。
Model 3204。
1/2-ton。
123¼-inch Wheelbase。
Long Pickup。
ここまで分けて初めて3204が見えてきます。
3104より長い。
しかし3604のような3/4-tonではない。
つまり、
3204は「大きい3104」ではなく、1/2-tonの中に用意されたLong Pickupという別の選択肢だった。
1955 Chevrolet TruckのBODY Variationを理解するなら、3100だけでは足りません。
3200も必要です。
そして次に3600、3800まで見ることで、
ChevroletがPickupをどれほど細かく用途別に作り分けていたのかが見えてきます。
MUDIMU Research Note
本記事では1955 Chevrolet Truck 2nd Series / Task Forceの3204 Pickupを対象とします。
現在の基本台帳では、
Series 3200 / Model 3204 / 1/2-ton / 123¼-inch Wheelbase
として整理しています。
No.27の3104は114-inch Wheelbaseであり、同じ1/2-tonでも明確に区別します。
一方、3604も123¼-inch Wheelbaseを持つため、Wheelbaseだけで3204と判定しません。
今後Factory Specifications / Engineering Features / Assembly Manualをさらに照合し、
Factory bed dimensions
overall length
GVW / payload
rear axle / spring specifications
wheel / tire specification
Factory Color / Trim
まで台帳を拡張します。
また「Long Pickup」「Long Bed」等については、Period Chevrolet資料での正式表記と後世の一般名称を分けて記録します。

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