29|1956 Chevrolet Two-Tone Guide|2色ではなく「BODYのどこで色を分けたか」を見る

1956 Chevrolet No.29

1956 ChevroletのCOLORで、本当に面白いのはここからです。

Two-Tone。

1956年にはIndia Ivory / Dusk Plum、Sierra Gold / Adobe Beige、India Ivory / Matador Redなど、多数のFactory Color Combinationが存在しました。

しかしMUDIMUで知りたいのは、

「白と紫があった」

だけではありません。

白はどこに塗られたのか。

紫はどこまで入ったのか。

そして、

150・210・Bel Airで、同じTwo-Toneでも塗り分け方は同じだったのか。

1956 Chevrolet Engineering Features Bookletを確認すると、答えは明確です。

同じではありません。

ChevroletはSide Moldingを単なるDecorationとして使ったのではなく、Two-ToneのPaint Breakとして利用していました。さらに150・210・Bel Airで、その処理を変えていました。

1956 ChevroletのTwo-Toneは「二色を選ぶOption」ではない。BODYとMoldingを使って二色をDesignする仕組みだった。

ここを掘ります。


目次

TWO-TONEには2つの考え方があった

まず重要な事実です。

1956 ChevroletのTwo-Toneを、全部同じ塗り分けとして扱ってはいけません。

Engineering Features Bookletでは、

Conventional Two-Toning

と、Side Moldingを利用したSpecial Two-Toningの存在が確認できます。

Conventional Two-Toneは基本的に、

Roof=一色

残りのBody=もう一色

という考え方です。

そしてFactory資料で特に重要なのが、

Conventional Two-Toningは1500 Seriesと2100 Seriesのみで引き続き用意された。

という記述です。

つまり1956 Bel Airを見て、

「Roofだけ白いからFactory Conventional Two-Toneだった」

と簡単には言えません。

Seriesまで確認する必要があります。


150|実はTwo-Toneがかなり面白い

150というと、

「一番安いChevrolet」

「Chromeの少ないBase Model」

という印象があります。

ところが1956年のFactory資料を見ると、150にもSpecial Two-Toningが設定されています。

これは非常に面白い。

150は単なるSolid Color専用の廉価版ではありません。

1956年には最廉価Seriesまで、BODY SIDEを利用したColor Designが入ってきています。


150 SPECIAL TWO-TONE|BODYを大きく二分する

Engineering Features Bookletは150 Special Two-Toningについて、Side MoldingとBelt Lineを基準にPaint Areaを説明しています。

概念化すると、

1956 150 SPECIAL TWO-TONE

        ┌───────────────┐
        │   COLOR A     │
HOOD ───┤               │
        │ BODY UPPER    │
────────SIDE MOLDING────────
        │               │
        │   COLOR B     │
        │ BODY LOWER    │
        └───────────────┘

実際にはBODY形状に沿ったPaint Breakになるため、単純な水平二分ではありません。

重要なのは、

150のSide Moldingそのものが色を分ける境界として機能する

ことです。

【画像予定:1956 Chevrolet 150 Special Two-Tone Side View】


210|1956 Two-Toneの面白さが一気に増える

次が210です。

210のSide Ornamentationは150より長くRear方向へ伸びます。

Engineering Features Bookletでは、210 Special Two-Toneについて、第二色が、

Hood

Side Moldingより上からBelt LineまでのArea

Rear Deck

へ使われる構成として説明されています。

これです。

Roofだけ色を変えるのではありません。

Hoodから始まり、

Front Fender。

Door上部。

Rear Quarter上部。

Rear Deck。

へ色が流れる。

BODY SIDEそのものがTwo-Tone Graphicになります。


210 SPECIAL TWO-TONE|Roofだけ白、ではない

概念図にするとこうです。

1956 210 SPECIAL TWO-TONE

        ROOF
    ┌──────────┐
    │  COLOR A │
────┴──────────┴──── BELT LINE
       COLOR B
   HOOD → BODY SIDE
          ↓
      SIDE MOLDING
───────────────╲
                ╲
                 ╲
              REAR DECK

        COLOR A / B
   BODY SIDEで大きく分割

これは正確なFactory Drawingの代替ではなく、構造を理解するための概念図です。

最終的な塗装境界はPeriod photograph / Factory illustrationでBODYごとに確認します。

しかしFactory Engineering資料から、

210ではMoldingがTwo-Tone Paint Breakとして意図されていた

こと自体は確認できます。


BEL AIR|Double Moldingが「色を入れる場所」を作った

そしてBel Airです。

1956 Bel AirのSideには特徴的な、

Double Bright Metal Molding

があります。

Engineering Features Bookletでは、これを長いCove Effectを形成するものとして説明しています。

上側と下側のMoldingに囲まれたArea。

ここへContrast Colorを入れることで、1956 Bel Air独特のSide Treatmentが成立します。

ここが150・210との決定的な違いです。

Bel AirはBODYを上下二分したのではない。MoldingでBODY SIDEに「色の居場所」を作った。

1956 Bel AirをCOLORから見るなら、ここです。


BEL AIR COVE|Corvetteとは違うCOVE

ここで面白い比較ができます。

No.26で1956 CorvetteのSide Coveを見ました。

Corvetteの場合は、

Fiberglass BODY Surfaceそのものが凹んだCove。

Bel Airの場合は、

Double Bright MoldingによってCove Effectを作る。

同じ1956 Chevrolet。

どちらもSideにContrast Colorを置ける。

しかし作り方が違います。

1956 CORVETTE
BODY SURFACE
      ↓
  SCULPTED COVE
      ↓
 CONTRAST COLOR


1956 BEL AIR
DOUBLE MOLDING
      ↓
   COVE EFFECT
      ↓
 CONTRAST COLOR

これはかなり面白い1956 Chevrolet Stylingの共通点です。


150・210・BEL AIR|並べると違いが分かる

整理します。

SeriesTwo-Toneの基本的なBODY処理
150Side MoldingをPaint Breakとして使用
210Side Moldingを利用しHood・Body Upper・Rear Deckへ色を展開
Bel AirDouble MoldingによるCove Effectを利用
150 / 210Conventional Roof Two-Toneも設定
Bel AirFactory資料上、150/210と同じConventional Two-Tone対象には含まれない

この違いを理解すると、

1956 ChevroletのSide Trimを見る意味が変わります。

Chrome Decorationではありません。

COLOR DESIGNの境界線でもあった。


MOLDING|Chrome部品ではなくPaint Breakだった

Engineering Features Bookletには非常に重要な記述があります。

これらのMoldingはStylingだけでなく、PaintのScratch / Chipping防止にも役立ち、さらにTwo-Tone / Two-Color FinishのPoint Breakとして機能すると説明されています。

ここはMUDIMUとして絶対に残したい部分です。

現在Classic Chevroletを見ると、Moldingを、

「Chromeが多くて豪華」

という視点だけで見てしまいます。

1956年のEngineering側はもっと機能的に考えていました。

Styling。

Paint protection。

Color separation。

一つのMoldingに複数の役割があった。


SPEEDLINE|この言葉は使ってよい。ただし意味を雑にしない

No.28では“Speedline”という言葉を保留気味に扱いました。

今回、Engineering Features Bookletまで確認すると、1956 ChevroletのSide TreatmentがSeries別に意図的に設計され、MoldingがTwo-ToneのPaint Breakとして使われたことはPrimary資料で確認できます。

一方、現在の資料では1956のTwo-Tone Side Treatmentをまとめて“Speedline”と表現する例もあります。Over-Driveの1956 Fact Sheetもこの語を使用しています。

したがってMUDIMUでは、

Speedline=1956 ChevroletのSide Styling / Two-Tone Treatmentを説明する呼称として使用可能。

ただし、

「すべてのPaint Code suffixがSpeedlineを意味する」

のような拡大解釈はしません。


PAINT COMBINATION|色の組み合わせと塗り方は別情報

No.28で見た、

700 Sierra Gold / Adobe Beige

701 India Ivory / Onyx Black

708 India Ivory / Dusk Plum

711 India Ivory / Matador Red

717 Crocus Yellow / Laurel Green

などは、

何色と何色を組み合わせるか

を示します。

しかし、それだけでは、

BODYのどこにどちらを塗るか

までは分かりません。

ここが重要です。

Factory SpecificationsにもExterior / Interior Color Combinationの専用表が存在し、Two-Color ExteriorsをSeries別に整理しています。

つまりFactory自身が、

Color Combination

と、

Series / TrimへのApplication

をセットで管理していました。


PAINT 708|同じIndia Ivory / Dusk PlumでもBODYが違う

No.28で確認したPaint 708。

India Ivory / Dusk Plum。

Survivorでは、

Bel Air Sport Sedan。

Nomad。

210 2-Door Sedan。

など複数BODYで確認されています。

ここで重要なのは、

Paint 708だから全部同じ見え方になるわけではない

ことです。

210とBel AirではSide Molding構成が違います。

さらにNomadはWagon BODY。

Sport Sedanは4-Door Hardtop。

2-Door SedanはPillared Sedan。

同じColor Combinationでも、

BODY × SERIES × Paint Layout

によって完成した姿が変わります。


708C・708D|ここを調べたかった

そして前回から残していた問題です。

実車Fisher Tagでは、

708C

708D

のようにPaint Numberの後ろへLetterが付く例があります。

TriFiveWorldのTrim Tag資料は、1956 Fisher Body PlateのPaint fieldが通常3桁のPaint Color Codeであることを確認できます。

一方、実車資料では末尾Letterが存在します。

Collector資料では、

A = Single Color

B = Conventional Two-Tone

C = Special / Speedline Two-Tone

などと説明される例があります。

しかし――

ここで確定しません。


PAINT SUFFIX|A・B・C・DをMUDIMUではまだ断定しない

理由は簡単です。

今回確認できたChevrolet Factory Specifications / Engineering Features資料から、

Paint suffix A/B/C/Dを明確に定義したFactory legend

をまだ確保できていません。

さらに実車ではBel Air Sport Sedanに、

708D

717D

などD suffixが確認されています。ClassicCars Journal掲載の1956 Bel Air Sport SedanにもPAINT 717Dが確認できます。

つまり、

「C=Speedline」

だけ覚えて終わると危険です。

Dは何なのか。

BODY Styleによる違いなのか。

Seriesによる違いなのか。

Paint placementなのか。

Plant practiceなのか。

別の意味なのか。

Factory資料が出るまで保留します。


「D=BEL AIR」とも決めない

ここで1039Dや1064DFを思い出すと、

「DはBel Airでは?」

と考えたくなります。

しかしそれはFisher Style Numberのsuffixです。

今調べているのは、

PAINT Code suffix。

同じLetterが出てきても、同じ意味だとは限りません。

これは非常に重要です。

Style NumberのDとPaint CodeのDを混ぜない。

資料体系が違います。

MUDIMUでは文字が同じという理由だけで意味を接続しません。


1955 → 1956|Two-Toneはどう変わった?

1955 ChevroletにもTwo-Toneはありました。

しかし1956ではSide Molding自体がSeriesごとに再設計され、Paint Breakとして積極的に利用されます。

1956 Engineering Features Bookletが、150・210・Bel AirそれぞれについてSide OrnamentationとTwo-Toningを個別に説明していること自体が重要です。

つまり1956では、

色を二つ使う

から、

BODY SIDEを使って二色を見せる

方向がより明確になっています。

【画像予定:1955 vs 1956 Chevrolet Two-Tone Side Treatment】

ここは将来、同一BODY Styleに近いSedanを使って比較図を作る価値があります。


210とBEL AIR|同じ色でも別の車に見える理由

たとえばIndia Ivory / Dusk Plum。

同じ二色を使った210とBel Airがあったとします。

210はSingle Side Moldingを基準にPaint Breakを作る。

Bel AirはDouble MoldingによるCove Effectを使う。

だから、

Paint Chipは同じでもSide Graphicは違う。

ここが面白い。

ColorはBODYから独立していません。

色を選んでからBODYに塗ったのではない。BODYが色の見え方を決めている。

MUDIMUのCOLOR研究はここまで見ます。


WAGON|さらにBODYが変わる

Sedanだけで考えると危険です。

1956には、

150 Handyman。

210 Handyman。

Townsman。

210 Beauville。

Bel Air Beauville。

Nomad。

という6種類のWagonがありました。

Roofが長い。

Rear Quarterが違う。

Rear Doorの有無も違う。

Nomadなら1064DFという特殊な2-Door Wagon BODYです。

したがって同じPaint Combinationでも、WagonではPaint AreaのVisual Balanceが変わります。

【画像予定:1956 Sedan / Wagon 同一Color Combination比較】


NOMAD|Two-Toneが最も映えるBODYの一つ

Nomadは特に面白い。

BODY自体が、

低いRoof。

Forward-sloping B-Pillar。

大きなRear Side Glass。

独特のRear Quarter。

を持ちます。

そこへ1956 Bel Air系のColor Treatmentが加わる。

だからNomadは、

「珍しいWagonだから格好いい」

だけではありません。

1064DFというBODY ShapeとTwo-Toneが一体になっている。

Paint 700や701、708のFactory-tagged survivorsが資料として重要なのは、このためです。


CONVERTIBLE|Roof Colorという考え方が変わる

Bel Air Convertibleも別です。

SedanのConventional Two-Toneなら、

Roofを第二色にする。

しかしConvertibleには固定Steel Roofがありません。

代わりに、

Soft Top Color

があります。

つまりConvertibleでは、

Body Paint。

Two-Tone Body Treatment。

Top Color。

Interior。

という別のColor relationshipになります。

No.25で見たPAINT 700のBel Air Convertibleは、こうしたOpen BODYならではのCOLOR研究対象になります。


HARDTOP|Roofがある。でもPillarがない

Sport Coupe 1037D。

Sport Sedan 1039D。

こちらは固定Roofがあります。

しかしSide Pillar ArchitectureはSedanと違います。

Side Glassを下げると大きなOpen Sideになります。

Two-Tone Paintを研究するときも、

Roof Color。

Body Side Color。

Chrome Molding。

Window Opening。

が一体になって見えます。

つまり同じBel Airでも、

Sedan

Hardtop

Convertible

Wagon

でColorの見え方が違う。


BODY × COLOR MAP

1956 Chevrolet Two-Toneは、こう整理した方が分かりやすい。

1956 CHEVROLET TWO-TONE

COLOR COMBINATION
│
├─ 700 Sierra Gold / Adobe Beige
├─ 701 India Ivory / Onyx Black
├─ 708 India Ivory / Dusk Plum
├─ 711 India Ivory / Matador Red
├─ 717 Crocus Yellow / Laurel Green
└─ etc.
        │
        ▼
SERIES
│
├─ 150
├─ 210
└─ Bel Air
        │
        ▼
PAINT TREATMENT
│
├─ Conventional Two-Tone
├─ Special Two-Tone
└─ Bel Air Cove Treatment
        │
        ▼
BODY
│
├─ Sedan
├─ Hardtop
├─ Convertible
└─ Wagon
        │
        ▼
ACTUAL FACTORY APPEARANCE

これです。

Paint Codeだけでは完成しません。


RESTORATION|間違えると「なんとなく変」に見える

1956 ChevroletのRestorationでTwo-Tone Boundaryを間違えると、Color自体がFactory Correctでも違和感が出ます。

理由は簡単です。

MoldingがPaint Breakとして設計されているからです。Factory Engineering資料も、MoldingがTwo-Color FinishのPoint Breakとして機能することを明記しています。

だから、

「1956純正Dusk Plumを使いました」

だけではFactory Correctとは言えません。

どこまでDusk Plumなのか。

こちらも正しくなければならない。


実車を調べる順番

Two-Toneの1956 Chevroletを調べるなら、

1. YEAR

1956か。

2. SERIES

150 / 210 / Bel Air。

3. BODY

Fisher Styleを確認。

4. PAINT CODE

Cowl Tagを読む。

5. COLOR COMBINATION

二色のFactory Nameを確認。

6. PAINT SUFFIX

Letterがあれば記録。意味を勝手に決めない。

7. FACTORY PAINT TREATMENT

Conventional / Special / Bel Air treatmentを確認。

8. BODY別Paint Break

Period photograph / Factory illustrationと照合。

9. CURRENT PAINT

現在の塗装と比較。

この順です。


「純正色です」は二種類ある

Classic Car販売でよくある表現です。

「Factory Colorで塗装されています」

これは、

1956 Chevroletに存在した色で塗ってある、

という意味かもしれません。

しかし、

「Original Paint Combinationです」

とは違います。

さらに、

Original Combinationだったとしても、

Factory Paint Layoutまで正しく再現されているか

は別問題です。

MUDIMUではここを分けます。

PERIOD-CORRECT COLOR

当時存在した色。

ORIGINAL COLOR COMBINATION

その個体がFactoryで持っていた色。

FACTORY-CORRECT LAYOUT

そのBODY / Seriesに正しいPaint placement。

この3段階です。


MUDIMU VIEW|Two-ToneはCOLORではなくBODY DESIGN

1956 ChevroletのTwo-Toneを調べる前は、

「何色と何色があったか」

が中心に見えます。

しかしFactory Engineering資料を読むと、見方が変わります。

ChevroletはSide Moldingを、

Decoration。

Paint Protection。

Paint Break。

として使っていました。

150には150の線。

210には210の線。

Bel AirにはDouble MoldingによるCove。

その線に色を乗せる。

だから、

1956 ChevroletのTwo-ToneはCOLOR Optionではない。BODY Stylingの一部だった。

これがNo.29の結論です。


CONCLUSION|二色を見るな、境界線を見ろ

1956 ChevroletのTwo-Tone。

India Ivory / Dusk Plum。

Sierra Gold / Adobe Beige。

India Ivory / Matador Red。

Crocus Yellow / Laurel Green。

組み合わせだけでも魅力的です。

しかし、本当に面白いのはその先です。

150ではどこで色が切れるか。

210ではMoldingがどう色を導くか。

Bel AirではDouble MoldingがどうCoveを作るか。

SedanとWagonではどう見え方が変わるか。

ConvertibleならTopはどう扱われるか。

1956 Chevrolet Engineering Features Bookletは、Side MoldingがTwo-Tone / Two-Color FinishのPaint Breakとして意図されていたことを示しています。

だからMUDIMUではこう覚えます。

1956 ChevroletのTwo-Toneを見るなら、二色を見るな。二色の境界線を見る。

その境界線こそ、

BODYとCOLORが出会う場所です。

MUDIMU Research Note

A|1956 Factory Two-Tone Concept
1956 Chevrolet Engineering Features Bookletで、1500・2100・2400 SeriesそれぞれのSide OrnamentationとTwo-Tone Treatmentを確認。MoldingがTwo-Tone / Two-Color finishのPaint Breakとして使われたこともFactory資料で確認できます。

A|Conventional Two-Tone
Factory Engineering資料では、Roofを一色、残りを第二色とするConventional Two-Toningが1500・2100 Seriesのみで継続設定されたとされています。

A|150 Special Two-Tone
150にもSpecial Two-ToningがOption設定され、Side Molding / Belt Lineを基準にColor Areaを構成していたことを確認。

A|210 Special Two-Tone
210では第二色をHood、Side Moldingより上からBelt LineまでのArea、Rear Deckへ展開するFactory説明を確認。

A|Bel Air Cove Effect
Bel AirはDouble Bright Metal Moldingによって長いCove Effectを形成するFactory説明を確認。150/210とは異なるBODY SIDE treatmentです。

A|Exterior / Interior Color Matrix
1956 Factory SpecificationsにはTwo-Color Exteriorsを含むExterior-Interior Color Combination表が存在し、Series別の組み合わせがFactory管理されていたことを確認できます。

B|Paint suffix examples
708D、717Dなどのsuffix付きPaint CodeはSurvivor / documented carsで確認できます。

C / ?|A・B・C・D suffix definition
Collector資料ではA=Single、B=Conventional Two-Tone、C=Special Two-Tone等の説明がありますが、今回確認したFactory資料から完全なlegendを確保できていません。したがってMUDIMUではまだ確定扱いにしません。

?|Exact BODY-specific Paint Boundaries
Sedan・Hardtop・Wagon・Convertibleそれぞれの正確なPaint boundaryは、Factory illustration / Paint instruction / period photographyをさらに照合する余地があります。特にWagonとNomadは別途追う価値があります。

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この記事を書いた人

1959、1960、1962、1968年式Chevroletの所有経験を持つ。現在、当時のChevrolet資料をもとにBODY、COLOR、TRIMを中心とした日本語アーカイブを構築中。

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